c or d-虹色の魔法使い-

どーも、ののさんです！
明けましておめでとうございます！
シドニーは日本と違って夏のお正月で全く正月感ありませんでしたし、ずんどこ暇でした。
暇すぎてハウスメイトと日本の映画観てました。
FacebookとかTwitterでは日本のお正月の風景がたくさんで、お正月だけ日本に帰りたかったです。
七草粥とか正直テロです。
食に執着ないけど、テロです。

ところで今日でシドニー来て3か月経ちました。
もうあっという間に過ぎて行ってるんですけど、近況としてはお金がない。
ほんとにお金がない。
物価高いです。
息をするだけでお金が飛んでいく街、シドニー(偏見)

3か月住んで分かったこと、色々ありました。
長いので追記で。

ホームステイはすげー刺激的だった。
最初の一か月はホームステイしてたんですが、ホストマザーと二人暮らししてました。
息子さんはもう独立されてるそうで、余ったお部屋でホームステイ受け入れをされてる方でした。
ほんで、ののさん、すげー変な時期に入国したので、マザーお仕事で家にいらっしゃらず、代わりにマザーのママ友に出迎えてもらいました。
めっちゃ豪快なオカンでした。
彼女がいなければ私は昼ごはんも食べれなかったし、携帯も開設できなかったでしょう。
ほんで夕方にマザーに出会ったんですけど、マザーはなんとロシア系移民でラリア歴35年のベテランでした。
はじめロシアンアクセントに苦戦したんですけど、それもよき思い出。
まだユーリ!!! on ICE観てなかったので、スパシーバしかロシア語は知らなかったけど、知ってるロシア語って伝えたら

『なんでしってるの！？』

って、めちゃくちゃ喜んでもらえたのがすごく印象的です。

今はフクースナーとダスビダーニャは言えるようになりました。どうでもいいですね。

マザーはメルボルンにいるお母さんとよくお電話をされていたので、ほぼ毎日ロシア語聞いてました。
なので意味は分からないけど、音は覚えたのでこの人がロシア語を喋ってるなってのは分かるようになりました。
あとマザーからフランス式のいただきます、で『ボナアピタイト』を学びました。

また、マザーはユダヤ教徒の方で最初に言ってたママ友のお宅での贖罪日のディナーに誘っていただくという貴重な経験もしました。
ママ友のご家族ともお話したり、すごく楽しかったですが、英語早すぎてかなり聞き取れてなかったです。精進。

そして、お互い音楽好きなのでオペラハウスにアシュケナージ指揮のコンサート2回行きました。
特に辻井伸行さんとのコンサートめちゃくちゃよかった！
マザー、辻井伸行さん知らなかったんだけど、素晴らしかった！ってすごく言ってました。
日本人としても嬉しかった。

またいろんなお話もしました。
日本の歴史について、日本の領域はどこまでか、などなど。
外国に住むときは日本史の教科書持っていけと、高校の英語の先生が仰ってましたけどすっかり忘れて出国したことを激しく後悔しました。

あとマザーはすげーーーーーーーーーーー健脚で、一緒にお散歩行ったら足の裏がズタボロになりました。
平気で10キロ近く歩きますから、まじで遊びじゃなかったです。

最後の夜はほんとに10キロくらい歩きました。
疲れたけど、もう足の裏もズタボロにならないくらいに鍛えられてたので楽しかったですね！
出ていくときに、鞄と、ジャケットをいただきました。
大切に使っています。
厳しいところもあったけど、ラリアのオカンは彼女だけです。
本当にお世話になったので、これからも大切にしたいご縁です。
家を出てからは、まだマザーに再会してないんですけど、定期的には連絡とっています。
近々会えるといいなと。思ってます！

今はハウスシェアしてますが、このあたりのお話はまた今度。

ののさんはすげーインドア派だった。
オージースタイルの休日、大体アウトドアアクティビティを強いられるので、つらい。
ワイは図書館とか美術館でダラダラ過ごしたいし、真の休日は部屋で本読んだり音楽聴いたり楽器吹いたりが至高なわけです。
が！やたらとみんなビーチに行ってバーベキューし始める。
絶対に焼けたくないマンにはつらい。
だがせっかくオーストラリアで仲良くなった子たちと親睦は深めたいので行く。
こっちは炭がなくても電気式のバーベキューコンロが据え置いてあって、自由に使える。
システムが面白い。

なかなかガッツリ音楽やってる人を見つけられてない。
思いの他、吹奏楽団見つけられなくてせっかくトランペットあるのに誰ともまだセッションできていない…
この間、大学の楽団が「誰でもウェルカム」って書いてたからコンタクトとってみて返事待ち。
その間に、1月からクラスが上級に上がって、先生も変わったのですが、トロンボーン吹きで楽団紹介してもらえないか聞いてみている。
作曲は機材が揃えられてないので今はオンラインにはあげられないですね。
アナログで書きためておきます。

映画観に行ってます。
毎週火曜日に安いところがあって、そこで
『ファンタスティックビースト』
『ローグワン』
『モアナ』
は観たよ！
全部英語字幕なしですもちろん。
やはりこれも「え？でもそんなん分らんやろ？」って言われますけど、何事もやってみるのが大事！！
私も100％は理解できないですし、ファンタスティックビーストとかローグワンなんかは単語難しいから40%くらいしか聞き取れてないです。
でも映像があるからストーリー全体の流れはわかるんです不思議と。
子どもの頃って、意味わからんけど観てた映画とかあると思うんですけどそれと同じ感覚。
今、ほんとにお金ないので、行けるか分かんないんですけど、『アサシンクリード』めっちゃチャレンジしたいです。
あと、モアナはジブリとゼルダ好きな人にはめっちゃ観てほしい感じでした！
日本は3月リリースかな？
2回言いますけど、ジブリとゼルダ好きなら観てください。

バスの乗降くっそいい加減。
ここが日本だったらまじ炎上するレベルでいい加減です。
この間、正規の乗車所で待ってたら手前でドア開けられて、スルーされました。
合図送ってんのにNOジェスチャーされました。
日本語でキレましたが、ここはそれでも許される国なのです。
心広くなりますなぁ！！！

あと、学校選びのお話なんですけど、
自分は残念イングリッシュですけど、元から英語それなりにやってきてたし、よくよく考えたら前職でめちゃくちゃ英語使ってきた背景があったんですね。
だから、イモって学校、中級から始めたけど、最初から上級でよかった。
でも、各クラスの先生の出会いや、クラスメイトとの出会いを考えるとまぁそれもよかったのかなとも思うんですけど。
仕事取ってもらえたのも、最初の中級クラスの先生にレジュメ見てもらったの大きかったし。
パソコンバスの中に置き忘れたときに、中上級クラスの先生がめっちゃ必死に助けてくれたこと(ほんとに頭あがらん…先生ありがとうございます…！)

そしてパソコンが見つかったのは奇跡でしたよね。
パソコンが戻ってくる国、オーストラリア。
でも忘れ物センターに取りに行ったとき、係員のお兄さんに

「返ってくる確率25%くらいだから君チョーラッキー！」

って言われたのでホンマにラッキーです、やばい。

話は戻って、もしワーホリ行きたいそれなりに英語やってる人は、思い切って上級でヒイヒイ言うてる方がいいです。
イモっててもお金の無駄。
あと、IELTSとかケンブリッジのコース取るとか、したらよかったなぁって。
まぁどうあがいても今の学校はあと1ヵ月しかおれんので、上級しっかりやりたいと思います！

ほんで、最後に言いたいのは、この国で出会う人、相手のことを尊重している人が本当に多い。
それはオージーもだし、こっちに来ている外国人、日本人でもすごく感じます。
今まで鼻で笑われたようなことだって、受け入れてもらえる。
みんな心が広い。
本当に見習わないといけないことがたくさんあるな～って考えさせられます。

日本人は議論が苦手って言われるけど、議論が苦手すぎてすぐ間違ったことしてる人集中攻撃したり、自分と違う人否定したり、そういうのも議論が苦手故なのかなぁと思ったり、しました。

マザーも「この国は色んな人で出来てるから、お互いを尊重することが一緒に生きていく術」って言ってましたし、他人を認められる人になりたいですね。

そんな感じで今日はこの辺で。
もうちょっとチマチマブログ書きたいです。
また今度。

ユーリ!!! on ICEのおかげでジョニー・ウィアーのファンになったののさんでした。
ポッドキャストたのしい。